今日、日付的には昨日、ファンタジーRPG『 セブン〜モールモースの騎兵隊〜 』アートディレクター / 総合演出 / 背景美術、ファンタジーRPG『 ヴィーナス&ブレイブス 〜魔女と女神と滅びの予言〜 』監督 / 総合演出 / アートディレクター / ストーリー原案・構成、等で知られる川口忠彦さんの個展最終日でした。
自分の店で個展してもらうのに、自分が話聞いてる時間がもったいない気がして、もっと話聞けば良かったって、後悔してる夜。
それでも昨日は、川口さんの方から話しかけて下さり、個人的な迷い道、その先に光をさしてくれるような話を、沢山聞かせてくれました。
僕は、普通に生きてるだけで、傷つく事が多く、世間になじむことができない人間です。
感情のコントロールはおろか、自分で自分を乗りこなす事も難しいピーキーさは、目に余ります。
小学生の頃から非登校で、自分で言うのもなんですが、なかなか苦難の道を歩いて来ました。
生きるに値する使命を探し、様々な職に就き、今現在に至ります。
今の使命は、A STORY TOKYOの理念である
作家の地位向上
心を豊かにする仕事
この2つ。
利益追求を第一にする企業でさえ潰れて行く中で、あまっちょろい、なめた理念だと言う事はわかっています。
チャレンジの連続、簡単な道ではありません。
だからなのか、いつしか、自分に厳しくあるせいか、他人にも厳しくなっていたようで
最近それをよく指摘されるようになりました。
信頼して一緒に上がろうと話した作家にも、心を開けない日までやって来て
生きづらいなぁと、息苦しいなぁと、もがいていました。
迷っていました。
でも、今回の川口さんの個展で、何か掴めた気がしています。
もう、自分はこういう人間なんだと解ってやり、突き進むしかないという事。
色々言う人もいるでしょう。
でも、これが僕なんです。
そんな僕とでも一緒にやっていきたいと言ってくれる人と、一緒にやっていくしかないんです。
僕はA STORYのトップではありますが、トップは完璧な人間という訳ではありません。
僕なりに、弱さも認めながら、死ぬまでに成し遂げたい事を、最後までやり遂げたいと思います。
なんだか、自分の話になってしまいましたが、、
川口さん、一ヶ月、本当にありがとうございました。
300人を超える記録的な来展者数、そして、予想を遥かに超える作品数をお客様に届けられる事、
川口さんのアートとお客様、発表する場所への向き合い方に、心から感動しました。
是非、次回があることを、切に願いながら。
次に会う時は、もっと川口さんの側にいれるよう、精進します。
「こんな時代だからこそ、誰かの生き甲斐になるような作品を作りたい」
川口さんの口からこぼれた言葉。大切に胸にしまいます。