今日は死んじゃった、友達のアパレルデザイナーの夢を見た。
新作を展示会で発表するたび、展示会後にダンボールで新作を沢山送ってくれた。
彼の才能の足下にも及ばない僕だったけれど
彼とホームページを立ち上げたり、人と人が繋がるインターネットの可能性をあの頃なりに試みた。
年上で頼れる、面白くて素敵な人だった。
でも、丁度、彼が今の僕の歳、癌で先に星になってしまった。
会うたびに夢を語っていたことを今でも覚えている。
誰にも、いつか訪れる死。
それがいつ来るのかなんて、わからない。
だから、やりたいコトは、生きてるうちに全部やらなきゃ。
僕は、不安定になることがあって、その時は自分の不甲斐なさに死にたくなってしまう。
でも、彼が生きてやり遂げたかった、もっと生きたかったという彼の言葉が、そんな僕をこの世界にとどめてくれている。
彼は確かに、もうこの世界にはいないけれども。
彼は僕の中で生きている。
ゴシックラボラトリーは、余生をテーマにしつつも。
余生は何なのかと、悩み考え続け、毎回色んなコンセプトで答えを導こうとする。
この世界に、同じ人がいないということは、同じ余生は存在しない。
今の僕にとっては、余生は繋がること。
僕が創る時計が、他の作り手と違って、よくペアだったりするのは、きっとそんな深層心理の現れだと思う。
だって、この世界からその人がいなくなっても、その人は僕と繋がり
僕の中で生きている訳だから。
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